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【原神】タルタリヤの好感度ストーリーを完全翻訳!なぜ戦いを望むのか?執行官に抜擢された理由

タルタリヤの好感度ストーリーを、日本語の文法ルールに則って読みやすく再翻訳しています。YouTubeにて朗読会もしています。

物語をゆっくり朗読

Profile


 ファデュイの頂点に位置する「ファトゥス」の一員でありながら、「公子」タルタリヤはどこかあどけなさが残る青年だった。

 まるでベールに包まれた白銀の刃のように、陽気で自信に満ちた外見の下では、極限まで鍛え抜かれた剣客の体躯を隠している。


 彼は最も若いファトゥスでありながら、最も危険なファトゥスの一人でもある。

 だが、「公子」は未だに同僚たちとは気が合わないようだ。

 純粋な戦士であるタルタリヤと、陰謀を企てるこの集団とでは、とても目的が噛み合っているようには見えない。

EpisodeⅠ


 ファデュイ創設以来の最も若い執行官として、周りの束縛を受けずに自分のやり方を貫き通す覚悟がタルタリヤにはある。

 だが、彼のやり方はファデュイの中では好ましく思われておらず、他の執行官とも価値観がずれていた。


 しかし、その自由気ままなやり方の裏に、は責任に対する強い覚悟と隙のない慎重さがあった。

 誇り高いが故、タルタリヤは必ず約束を守る。

 不可能に思われる任務であっても、彼がそれを反故にしたことは一度もない。

 一人で竜の巣窟を一掃し、危険度の高い秘境から帰還し、またある時はとある大貴族の領地転覆を成し遂げた。


 そして、約束を果たすだけでなく、その身のこなしも鮮やかなものだった。

 ファデュイ執行官の先兵として、「公子」タルタリヤは常に敵の中枢に姿を現し、矛盾が炸裂する前に攻撃を仕掛ける。

EpisodeⅡ



 スネージナヤの噂によると、タルタリヤは14歳から戦場に立っている。

 不思議なことに、彼は生まれ持っての武芸の達人であり、様々な「殺し」の技に精通している。


 そして、なにより恐ろしいのは「公子」の戦いに対する激情である。

 鬼気迫る闘争を求め、強者が現れると狂ったように歓喜する。

 「公子」の傲慢さは、数えきれない程の戦いで身に付けられた自信と、その中で培った経験から来ている。


 そんな争いを好む彼が無闇に問題を起こさないように、他の執行官たちはいつも彼をスネージナヤから離れた地に派遣する。

 案の定、この男は何故かいつも混乱の中心にいる。


 とはいえ、異色の経歴が彼を目立たせ、部下からは賞賛が得られた。

 ファデュイの控えめなメンバーとは違い、タルタリヤはよく演劇を見に行く。

 時には、自らその中の一員になることもあるようだ。

EpisodeⅢ


 タルタリヤは幼い頃から、氷上の穴釣りを趣味のひとつとしている。

 あの頃の彼はファデュイの「公子」でもなければ「タルタリヤ」でもなく、父が憧れた英雄の冒険譚から付けられた、アヤックスという名前だった。


 父と共に凍った湖の氷面に穴をあけ、釣りをする。

 趣味とはいえ楽な作業ではなく、時には半日かける時もあった。


 だが、分厚い氷面に穴をあけている間も、魚が掛かるまでの長い時間も、父はいつだって冒険の話を聞かせてくれた。

 その物語は父が若い頃の冒険の記憶であり、タルタリヤが自分もそうなりたいと夢見た未来でもある。

 彼はいつも父の冒険譚に耳を傾け、物語の主人公に自分を重ねながら魚が釣れるまでの時間を楽しんだ。


 家を出た後のアヤックスも、その後の「公子」タルタリヤも、氷上の穴釣りを趣味にしている。

 ただ、昔のように物語を楽しむのではなく、釣りは戦士としての精神を鍛え、任務の反省を行うための修行となった。

 武芸の鍛錬を目的とした長い瞑想が終わった時、魚が釣れたかどうかは今の彼にとっては重要ではないのだ。

EpisodeⅣ


 周囲の認識とは異なり、タルタリヤの戦闘技術は生まれ持った才能ではない。

 いったいどこでその技術を身に付けたのか、彼はその秘密を誰にも語ろうとしない。


 ──14歳のあの日。

 少年は平凡な毎日から逃げ出そうと、短剣とパンを持って家を飛び出した。

 考えなしに行動した彼は森で迷い、熊や狼の群れに追われ、気付くと底の見えない暗闇の空間に落ちていた。

 少年はこの「もう一つの世界」に無限の可能性を垣間見た。

 そしてそこで、謎の剣士と出会うのだ。


 少年はその空間にうっかり落ちたというよりも、暗闇の国が野心家な彼を招き入れた、という方が正しいのかもしれない。

 その世界は後のファトゥス「公子」となった彼が、二度と訪れることのできない場所だった。


 少年は3ヶ月もの間、剣士から深淵を自由に行き来できる術を教わった。

 そしてこの時、少年の中に眠る激動を望む本性の中から、闘争の力が呼び起こされた。


 あの3ヶ月で一体何があったのかは誰も知らないし、アヤックスも話そうとはしなかった。

 そして、彼の家族が森でアヤックスを見つけた時、なぜか「この世界」の時間は3日しか経っていなかった。

 錆びた短剣を握りしめた少年の初めての冒険は、こうして幕を閉じた。

 彼にとってのそれは少年時代の終わりを意味し、同時に武人への道の幕開けでもあった。

EpisodeⅤ


 家に戻った後、少年の瞳には変化があった。

 臆病や躊躇いといった感情を捨て、楽観的で自信に満ちた立ち振る舞いになった。

 まるで彼こそが世界の中心であり、「戦い」は彼のために存在するかのようだった。


 闘争は常に変化をもたらす。

 予測不能な変化は万華鏡のようにアヤックスを飲み込んだ。


 父から見れば、元々やんちゃだった三男がさらに暴れん坊になったかのようだった。

 アヤックスは海屑もくず町で数々の問題を引き起こし、彼が行く先々では必ず争いが起きた。

 そして彼自身も、それを楽しんでいた。


 とある日、アヤックスが喧嘩で相手を殺しかけ、それを見兼ねた父が、やむを得ず愛する息子をファデュイ徴兵団に送り込んだ。

 ファデュイの厳しい規律なら、息子の歪んだ性格が改善されるかもしれないと父は考えていた。


 だが、実際に目にしたのは、完全武装したファデュイの兵士が、一人の子供に打ちのめされる光景だった。

 父は目の前の光景に愕然としたが、ファトゥス第五位の「プルチネッラ」はこの少年に興味を惹かれた。

 彼はアヤックスの戦闘力の高さに驚愕し、闘争の中心にいることを楽しんでいるかのような人格に可能性を見出した。


 プルチネッラは処罰という名目でアヤックスをファデュイの傘下に入れ、「氷の女皇」のために戦うことを命じた。

 ファデュイでの戦闘は少年の限りなき征服欲を満たし、強敵に打ち勝った快感で満たされていった。


 そしてついに、アヤックスはファデュイの「執行官」に抜擢された。

 「公子」タルタリヤの名を手にし、スネージナヤで最も権力のある人間の一人になった。

 だが、彼にとって執行官の座は終着点ではなく、世界征服という野望の序曲にすぎなかった。

邪眼


 タルタリヤの「邪眼」は過去の栄誉を象徴する勲章であり、現在の力の証でもある。

 邪眼を授かり、ファトゥスの一員となったあの日のことを、彼は今でもはっきりと覚えている。


 冷酷かつ荘厳な神「氷の女皇」の前で、ファデュイ最初の執行官「ペドロリーノ」は彼にこの勲章を与えた。

 これは凶悪な魔獣を討伐した褒美であり、数々の戦いを乗り越えてきた証でもある。


 だが、それに対してタルタリヤは喜びを感じなかった。

 なぜなら、これは戦士として当たり前の栄誉だったからだ。


 新しい「仲間」の怪訝そうな顔も、タルタリヤは全て無視していた。

 他人の指摘や非難は、彼にとっては意味を成さない。


 「公子」となった彼が唯一尊敬する相手は、高台に鎮座する女皇のみ。

 その理由は、女皇から戦いの理由と舞台を授かったというだけでなく、彼女の睥睨するような眼差しにも秘密があった。

 その瞳は冷酷で純粋で、傲慢で鋭かった。

 彼女は尊い神であると同時に、真の戦士でもあった。

 彼女を戦士として認めたタルタリヤは、スネージナヤで唯一無二の女皇に忠誠を誓った。

タルタリヤの手紙


 ──愛しい妹ちゃんへ。

 他のみんなは元気かい? 親父の頭痛は治ったかな?

 親父とお袋、兄貴や姉貴にもよろしく伝えといて。


 それから、璃月港から頭痛に効く特効薬を送ったんだ。

 これで少しは親父も楽になるだろう。

 薬は数日で届くはずだ。


 もちろん、君たちへのプレゼントも用意したよ。

 手紙と璃月の凧2つにでんでん太鼓1つ、稲妻産の磁器人形2つと色々なお菓子の詰め合わせを送った。


 あと、アントンに璃月港の人は石で出来た人間じゃなくて、俺たちと同じ普通の人間だって教えてあげてくれ。

 やつらは石を食べないんだ。つまらないよな?


 トーニャ、焦る必要はない。

 家でいい子にしてろよ。

 俺はもうすぐ帰る。


 前にも言ったけど、璃月の七つの星を手に入れ、女皇陛下に捧げる願いが叶ったらすぐに帰る。

 俺は約束を守るからね。


 君の忠実な騎士より──

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