キャラ物語

【原神】スクロースの好感度ストーリーを完全翻訳!趣味は〇〇集め!?生物錬金を始めた理由

スクロースの好感度ストーリーを、日本語の文法ルールに則って読みやすく再翻訳しています。YouTubeにて朗読会もしています。

物語をゆっくり朗読

Profile


 スクロースは現在。

 天才錬金術師アルベドのアシスタントであるが、研究している分野は彼と大きく異なる。

 アルベドの「生命の本質を探究」することや「新しい生命を創りだす研究」よりも、錬金術で現存の生物を改造し、世界をより豊かにするのが彼女の研究分野である。


 スクロースは若くして数々の功績を残している。

 スイートフラワーに特殊な薬剤を散布し、花蜜の生産高を7割増産させた。

 採れたての夕暮れの実に特殊なスプレーを使うことで、一カ月もの間、新鮮な状態を保つことができた。


 彼女の研究に疑問を持っている人であっても、この研究成果を見ればその卓越した天賦の才を認めざるを得ない。

 だがこれらの実験は、スクロースにとっては成功と呼べるものではなかった。

 ただの偶然から生まれた産物だったのだ。


 彼女の本当の目標はもっと大きなところにある。

 それはスクロースにとっての秘密であり、小さなロマンでもあった。

EpisodeⅠ


 スクロースが抱える生物錬金の様々な課題は、彼女の好奇心から芽生える疑問より発生するものだった。

 スイートフラワーのような、砂糖の原料に使われる普通の植物であっても、彼女の好奇心を満たすための研究対象となる。


 この花の最大の特徴は、生まれもった甘味であるが、他に使い道はないものかとスクロースは考えた。

 そして、彼女は30種類以上もの栽培方法を計画し、天候や気温などによる環境の違いで対象を観察した。


 だが実験が始まると、スクロースの疑問は減るどころか増えていく一方だった。

 実験の過程で生まれた未知の現象から次の疑問が生まれ、新たな計画が思いつく。

 彼女の好奇心は底が知れないのだ。


 スクロースは抱いた疑問を無視できない。

 でなければ罪悪感を覚えてしまうのだ。

 そのため、スイートフラワーの栽培実験は、最終的に約300種類にも及ぶ大きな研究になっていた。


 数々の新種が彼女の手によって生み出され、そのどれもが本来の原型を留めていなかった。

 花びらの大きさが元の3倍あるものや、5倍以上大きくなった上に風で飛べるようになったもの。

 さらには、甘くて美味しい実がなるものもあった。


 数ヶ月にも及んだこの研究は彼女の中で区切りがつき、スイートフラワーへの疑問はすべて解消された。

 心身ともに疲労は溜まっていたものの、部屋の壁に貼り付けられた今回の実験記録を眺めるスクロースの瞳は、生き生きと輝いていた。

 整理を終えて一息ついた彼女は、やはり楽しい時間であったと再確認するのだった。

EpisodeⅡ



 他の人から見たスクロースは、内気で口数が少なく他人に興味を示さない人物であった。


 だが、実際のところはそうではない。

 彼女は生物錬金だけでなく、全てのものに対して強い興味を抱いている。

 しかし、彼女にとって人と関わることは、錬金術に比べると複雑で難しいことだった。



 錬金術は実験を積み重ねていれば、いずれ答えに辿りつく。

 だが人間関係においては、礼儀や感情などのデータ化できない要素が多く、試行錯誤できる機会もない。

 そのため、スクロースはなるべく人との接触を避け、自分にできるやり方でそれらの研究をしている。


 以前、同じ獣耳を持つキャッツテールのバーテンダーであるディオナは、自分と同じ遺伝子を持っているのかと彼女は疑問を持った。

 普通の人であれば、直接相手に質問をすれば答えを得られるかもしれない。


 だが、そのような質問をすることは、相手に対して失礼なのではないかとスクロースは考えてしまう。

 もしかしたら、ディオナは自分の耳について触れられるのが嫌かもしれないと。


 そう考えたスクロースは、自分の得意とする研究方法。

 対象の観察で疑問を解決することにした。


 その結果、ディオナは丸一カ月もの間ずっと誰かの視線を感じ取り、酒場の客に尾行されているのではないかと怒っていたそうだ。


 長きに渡る観察のすえ、スクロースは研究成果をこのようにノートに書き記した。

「遺伝子の原理は似ているが本質は違う。猫との関連性については、さらに研究する価値がある。(骨はしばらく入手できそうにない)」


 そして、この研究成果とは別におもしろい発見があった。

 スクロースは猫の萌えポイントに魅力を感じ、密かに猫耳が付いたメガネを作っていたのだ。

 とはいえ、外で付けるのは恥ずかしいらしく、自分の部屋以外では付けないようにしている。

EpisodeⅢ


 スクロースは3日に一度、夕刻の時間にとある活動に勤しんでいる。

 大きな麻袋を持ってモンドの地を順番に巡りながら、ある素材を回収しているのだ。

 彼女にとってのそれは、とても貴重で重要な活動なのである。


 まずはモンドの肉屋、そして冒険者協会、清泉町の狩人の家へと赴き、彼女はこう尋ねる。

『こんにちは……すみません。あの、新鮮な……できれば血が残ってる肉付きの骨が欲しいんだけど……』


 と、そう言われた人は最初、彼女の異様な怪しさに戸惑った。

 だが、それも次第に慣れていき、スクロースのために新鮮な骨を取っておくようになっていた。


──今回の収穫は大量だ……!

 鳥と豚の骨以外にも完全な形を保ったトカゲの骨、血が滴るヒルチャールの足の骨も手に入れることができた。

 珍しい骨に目がないスクロースは、何度もキャサリンにお礼を言った。


 これらの貴重な骨は彼女の好奇心を満たすだけでなく、研究の工程を組み立てる中で、新たなインスピレーションを与えてくれるのだ。

 とはいえ、それも重要な事ではあるのだが、彼女にとっての骨集めは驚異的なまでの趣味なのである。


 とある日のこと。

 スクロースは子供を叱っている母親の言葉を偶然耳にした。


『お母さんの言うことをちゃんと聞かないと、とっても怖いおばあさんが麻袋()を持って家に来るよ? 悪い子の骨を全部抜き取ってしまうんだから』

 それを聞いて好奇心と疑問に駆られたスクロースは、その話の真相を確かめた。


 その結果、子供を叱る際に使われるこの話は、彼女が生まれる前から存在しているものだったと判明した。

 自分の世間でのイメージではないのだと、スクロースは安堵した。


 とはいえ、そのことがあってからの彼女は、麻袋ではなく皮袋で骨を回収するようになっていた。

 その理由は人々から疑われないようにするためか、はたまた恥ずかしさから来るものなのかは謎に包まれている。

EpisodeⅣ


 スクロースはアルベドのアシスタントとして、いつも全力で彼の手助けをしている。

 課題の内容は難しいものであったが、とても勉強になる実験だった。


 5日間にも及んだ実験を終えたあと、体力的に限界を迎えたスクロースに、アルベドは一週間の休暇を与えた。

 スクロースはこの機会に英気を養い、体調を整えるつもりだったが、初日の早朝に目覚めたとき彼女は違和感を覚えた。


 朝食は目玉焼きとソーセージ、そしてコーヒーを一杯。

 特に変わったところはない。

 すべて研究したことのある食べ物と飲み物だ。


 日光を浴びながら本を読む。

 これもごく普通のことで、これまで研究してきた日常の中で最もよい休日の過ごし方である。

 この本もすでに一度読んでおり、疑問に思ったところも調査済みだ。


 洗濯に掃除、家の片付けに関しても特に変わったところはない。

 綺麗な環境は気分を和らげてくれる。

 それは疑いようのない事実だろう。


 半日が過ぎても疑問に思うところはなかった。

 だというのに、焦りや退屈を感じて落ち着くことがなかった。


──なんでもいいから研究がしたい。

 スクロースは好奇心の湧かない時間に嫌気がさしていたのだ。


 この際、ベランダに飾ってある花でも構わない。

 しかし、左のイグサに中央のスイートフラワー、右のセシリアの花もすでに研究し尽くしている。


 結局なにもすることが無かった彼女は無理やり眠りにつき、翌日の早朝に実験室へと向かうのだった。

『実験も課題もない日は休みじゃなくて拷問!』

EpisodeⅤ


 スクロースの子供時代は他の人と同じで、平凡だが美しいものだった。


 仲のいい両親や気の知れた友人と過ごした日々。

 その中で、彼女にとって最も印象深く残っているのは、ある「仙境」の物語だった。


 テイワット大陸の片隅には、誰も知らない秘境が存在する。

 そこには数百メートルの高さもあるピンク色の花や、小さな妖精に無垢なユニコーンが生息している。

 スクロースとその二人の友人は、仙境に行けば永遠の幸せと喜びが手に入ると信じていた。


 それから時が経ち、友人の一人は冒険者である両親と一緒に遠くへ行き、二度と戻ってくることはなかった。

 もう一人の友人は家庭環境に大きな変化があり、父を病気で亡くした影響で性格が豹変した。

 スクロースへの連絡も途絶え、いつかまた三人で会おうという約束も虚しい言葉へと変わっていた。


 あの時──

 彼女は今までに経験したことがない程の孤独を感じていた。

 まだ一緒に仙境にも行っていないのに、どうしてこんな事になってしまったのかと。


 だが、もう二度と会えなかったとしても、かつての友人のために何かしたい。

 そう考えていた矢先、スクロースは本の中で錬金術の存在を知った。


 そして、仙境の入り口すら見つけていない自分が、仙境の創造者になるのだと知った。

 その頃から彼女は生物錬金に没頭しはじめ、底知れない好奇心と尽きない情熱を注ぎこんだ。


 スクロースはまだ仙境と友人との秘密を、誰にも明かしたことがない。

 仙境が本の物語から現実世界に飛び出して来たとき、彼女の友人は帰ってくるのかもしれない。

三式霧氷花改十七号拡大版


 仙境で暮らすのに相応しい生き物の条件について、スクロースは厳しい基準を設けている。

 様々な実験を経て、その条件を満たした生物には「成功」のラベルが貼り付けられる。


 当初の彼女は仙境の物語を真似て、すべての生物にロマンチックな名前を付けるつもりだった。

 だが、いざその時が訪れると思いのほか苦戦した。

 スクロースは長い間、学術研究に携わっていたこともあり、名付けに関してもロジックを重視している。


 例えば──

 名前の一部に「草花」とあれば、「草の上に生える花」と名付け。

「花草」であれば、「草の下に生える花」となり。

「草原花」は「たくさんの草の上に生える花」となった。


 これらの命名は実験よりも長い時間をかけ、やっとの思いで名付けたものだった。

 とはいえ、このような名前は仙境のイメージに相応しくないと考え、代わりに実験記録簿のコードネームをそのまま使用することにした。


 彼女自身も少し長すぎると感じているようだが、「仙境」の創造者がどのような名前を付けようと、それはスクロースの自由なのだ。

神の目


 スクロースと神の目の巡り合わせは、なんの変哲もないとある午後の実験中に起きたできごと。


 彼女は丹念に配合した緑色の錬金液を大鍋に注ぎ、159回目の蒲公英の種を煮込む実験を行った。

 しかし、途端に鍋が沸騰し、一瞬にして部屋が蒸気で満たされた。


 スクロースは慌てて中の様子を確認しようと、鍋の縁に手を触れて火傷を負った。

 だが、そんなことはお構いなしに中を確認すると、焦げた塊となった蒲公英の種がそこにあった。


 今回の実験も失敗に終わったと落胆するスクロースだったが、鍋の横に「神の目」が横たわっていることに気が付いた。

 それを手に取ってしばらく考えた彼女は、神の目を躊躇なく鍋に投げ込んだ。


 スクロースは神の目と蒲公英の種を一緒に煮込むことで、どんな反応が起きるのか気になったのだ。

 しかし残念なことに、三時間煮込んでも目ぼしい変化は見られなかった。

 実験は残念な結果に終わったが、彼女は大きな収穫を得た。


──神の目から得られる元素力。

 それは今でも、彼女の生物錬金において重要な役割を担っているのだ。

スクロースの好感度ストーリーが良かった、読みやすかったと思った方は、是非↓のSNSボタンから拡散をお願いします!

関連記事