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【原神】レザーの好感度ストーリーを完全翻訳!師匠との関係-ルピカを守ると誓った理由

レザーの好感度ストーリーを、日本語の文法ルールに則って読みやすく再翻訳しています。YouTubeにて朗読会もしています。

物語をゆっくり朗読

Profile


 レザーは奔狼領で暮らす謎の少年。

 モンドに暮らす人々であっても、彼の姿を見た者はそう多くない。


 目撃者の話によると、レザーは五感が鋭く体つきも逞しい。

 その上、木々の間をすばやく駆け抜け、狼の群れと共に行動している。

 自ら人間に近付くようなことはしないらしい。


 さらには、彼は「狼に育てられた捨て子」といった噂まである。

 「実は少年の姿に化けた狼の神様なのではないか?」という話もある程だ。


 それらは狼少年の存在をより謎めいたものにした。

 しかし、当の本人であるレザーは、今日も丘の上で日向ぼっこをしている。

EpisodeⅠ


 レザーはいつも狼の群れの中で暮らしている。


 彼は狼たちととても仲がよく、彼らの特徴を細かく把握している。

 例えば、誰の遠吠えがよく通るかや、誰が奇襲に適しているかなど、奔狼領に彼の知らない狼はいない。


 そして、レザーは五感が非常に鋭い。

 風の感情を読むことができ、遠い先の匂いや、花の用途を見分けることもできる。


 たが、本当の両親のことだけは何も分からなかった。

 一体どのような人物だったのか、いくら頑張ってもそれだけは思い出せなかった。


 とはいえ、彼は物心ついた頃から、狼たちと一緒に暮らしている。

 そのため、レザーは彼らのことを《ルピカ》──本当の家族のように思っている。


 そして狼たちもまた、人間の彼を《ルピカ》として扱っている。

EpisodeⅡ



 空に歌を奏でる小さな生き物が飛んでいる。

 雲は長くてフワフワで、狼のしっぽみたいに柔らかそうだ。


 レザーの世界はとても単純だった。

 晴れの日には思い切り狩りをし、実った果実を取る。


 雨の日は樹洞じゅどうに隠れ、狼のしっぽに腕を巻きながら、大きな葉の上で眠る。

 空腹のときは肉を頬張って水を飲み、熱くなれば湖に飛び込んで泳ぎだす。


 だが、彼は自分のからだと狼のからだを見比べ、自分は狼とは違う部分があることを知っている。

 それでもレザーは、今の暮らしをとても気に入っているのだ。

EpisodeⅢ


 ある日、背のたかい男が山に入り、レザーの穏やかな生活に終わりを告げた。


 レザーはその男を見たとき、「人類の一員」ということだけは分かった。

 男は困惑するレザーに、優しい笑みを浮かべながらこう言った。


『坊主、一緒にモンドへ戻らないか?』

 男はそう言いながら手を差し伸べた。


 それを聞いたとき、レザーも狼たちもその言葉の意味を理解できなかった。

 狼たちは男をレザーに近寄らせまいと、彼の前に立ち塞がった。


 狼の背後に隠れたレザーは、その男と自分の体を見比べた。

 その時、彼の中にひとつの疑問が生まれた。


『オレは狼? それとも人間‥‥‥?』

EpisodeⅣ


 レザーという名前は、あの男につけられたものである。

 狼少年は人の言葉を理解できなかったが、男の顔を見て、それが自分の名前なのだと分かった。


 奔狼領の木々が太陽に照らされ、影が短くなり、そして長くなる。

 男は剣の使い方をレザーに教えた。

 鉄の爪は重く、木を裂けるほど鋭い。


『これで友だちを守るんだぞ』

 レザーは友だちという言葉を何度も口にしたが、その意味までは理解できなかった。

 
 そもそも、名前というものがなぜ必要なのか、それすらも分からかったのだ。

 そして、男は自分の名前を告げないまま、レザーの前から姿を消した。

EpisodeⅤ


『師匠‥‥‥友達とは、なんだ?』

 レザーは数少ない単語の中から必死に言葉を見つけ、新しく知り合った紫の師匠に尋ねた。


 彼女はじゃがいもを調理する方法から、夏の夜空に輝く星の名前まで、何でも知っていた。

 しかし、レザーの問いに対して、師匠はあくびをしながら笑顔を見せるだけだった。


 レザーは必死に考えた。

 風の日も、雨の日も、髪にググプラムがくっつくほど考えた。

 だが、答えはわからなかった。


 それからしばらくして、レザーは赤くて熱い女の子と出会った。

 二人は一緒に風に吹かれ、雨に打たれながらもググプラムだらけの山を転がった。


 女の子の名前はクレー。

 彼女と一緒に遊んでいるとき、レザーは幼いころに狼たちとじゃれ合った時の楽しさを思い出した。


『友だちは、ルピカみたいだ』

 レザーは世の中のことをあまり理解できていないが、彼には獣のように純粋な心がある。


『じゃあ‥‥‥ルピカみたいに、命をかけて守るのが、友だち』

 狼の群れが遠いところで吠えている。

 もう帰ろうとレザーを呼んでいるのだ。


 レザーは今でも、自分は狼なのかそれとも人間なのかわからない。

 それでも、狼少年はこの暮らしをとても気に入っているのだ。

レザーの木箱


 注意して開けなければ怪我をしてしまうほど粗末な木箱に、レザーの宝物が入っている。


 割れた大剣の柄や「風車アスターと狼」という童話集に、枯れた四葉のクローバー。

 それらは友だちがくれたプレゼントである。


 世の中のことがよくわからないレザーにとって、それは彼の中で大切な宝物なのである。

神の目


 神の目を手にした瞬間の出来事は、レザーが思い出したくない記憶のひとつである。


 それは雷雨の日に起きたこと。

 アビスの魔術師が背後からレザーを襲ったのだ。


 狼の群れはレザーを助けようと敵に立ち向かったが、為す術もなく全滅させられたのだ。

 家族の死をただ見ていることしかできなかったレザーは、怒り狂う獣のように苦しく咆哮した。


 その瞬間、憤怒の雷が彼の体にまとわりつき、極限の元素力がレザーの身に流れ込んだ。


 ──守りたい、復讐する。

 レザーは鎖を断ち切り、武器を構えた。


 そして、雷雨が降りそそぐ中、乱れた雷の力によってアビスの魔術師は倒された。

 だが、仲間を守ることはできなかった。


 レザーは神の目を得たが、その時はまだ力を使いこなせていなかった。

 それから月日は流れ、彼は薔薇の魔女であるリサと出会い、彼女から人類の知識を教わった。


『もう仲間を傷付けさせない』

 あの時に比べて、神の目の扱い方も日に日に上達している。

 そして彼は決意した。


 今よりもっと力をつけ、誰よりも強くなると。

 再び危険なことが起きたとしても、必ず《ルピカ》を守り抜くと。

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